今回から、日本獣医師会のメールマガジンを本会HPに掲載します。
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ーメルマ日獣206号 2022.5.9配信ー

三重県獣医師会 御中

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◆◇◆◇◆ メルマ日獣 第206号 ◆◇◆◇◆

2022年5月9日(月)
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会長短信「春夏秋冬(97)」

全国獣医師会会長会議においてマイクロチップ登録事業の運用改善を目指して活発な議論

4月27日、通常は毎年10月初旬に開催される全国獣医師会会長会議を急遽開催させていただきました。

その主な議題は、5月1日に全面施行される新法の愛玩動物看護師法の具体的な運用内容と獣医師及び獣医師会の対応方向の確認、並びに6月1日に施行される改正動物愛護管理法に基づく販売用の犬・猫へのマイクロチップ(MC)装着・登録の義務付けと指定登録機関としての本会の役割等についての議論でした。

特に後者については、制度運用についての具体的な情報提供が無い、新たな法定登録と本会のAIPO登録への対応方針が不明、法定登録事務に獣医師及び地方獣医師会が貢献できない、狂犬病予防事業とのワンストップサービスの方法が煩雑等、地方獣医師会や会員構成獣医師から多くの懸念が寄せられていました。

このため、法施行前に獣医師会組織としてのコンセンサスと方向性を可能な限り取りまとめいただくことが会議の目的でした。

MC登録に関する課題は、26年間にわたりAIPO登録事業を推進してきた本会と、法定登録事業を企画する環境省との間で、運営方針が大きく異なることにあります。

第1に、現在280万件登録されているAIPO登録情報を法定登録情報に一括移管するのではなく、法定登録情報とAIPO登録情報を別々に管理すべきとされていることです。

このため、類似の登録事務を二重に運営するという無駄が生じるばかりでなく、それぞれに億単位の赤字が発生することが懸念されています。

第2に、獣医師による法定登録情報の検索が認められないため、逸走時・事故発生時・災害時における獣医師による救護活動ができず、また、MC制度における地方獣医師会の活動が全く認められていないことです。

第3に、MC登録を行った犬・猫の飼い主などの利便性向上を目的とした、狂犬病などの予防注射履歴、健康診断などの診療情報、保険情報などの付加価値情報の提供が認められないことです。

第4に、MC登録事業と狂犬病予防事業のワンストップサービスが中途半端かつ複雑で、かえって市町村や地方獣医師会に混乱をもたらしていることです。

本会は理事会、地方獣医師会及び会員構成獣医師からのご意見やご助言を踏まえて環境省と調整を進めてきましたが、昨年末に公表されたMC制度運用の詳細を規定する環境省令案には、上記の課題についての本会の要望は全く反映されないことが明らかとなりました。

このため、本会としては本年1月以降、日本獣医師連盟と連携して関係国会議員へ積極的に要請活動を行ってまいりました。

また、私からは、環境省自然環境局長に直接面談の上、具体的な改善方策の提示を要請いたしました。

さらに本年6月1日の改正動物愛護管理法の施行を待たず、MC関連事務の抜本的再構築等が必要と判断し、次期の同法の改正を視野に狂犬病予防法の改正を含む要請活動を日本獣医師連盟と連携して推進してまいります。

地方獣医師会及び会員構成獣医師の皆様におかれては、法施行を目前に控え、診療現場等での両登録事業への具体的な対応方法に苦慮されているものと承知していますが、このような現状に関してご理解をいただくとともに、引き続き本会の活動にご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和4年5月9日  公益社団法人日本獣医師会 会長  藏内 勇夫

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新年度を迎え、進級、進学、就職、人事異動等で多くの方が新たな環境での生活を開始されたことと思います。
中には、新たな人と出会い、学業や業務への期待より、見慣れぬ人、経験したことの無い世界に対し、目に見えぬ不安を募らせた方もいたのではないでしょうか。
私もその手のタイプで、一番の不安の種は、友達を作ること。成人するまで初対面の相手に声をかけるのにかなりの勇気を要したものです。
今となっては笑い話ですが、新たな環境でのシチュエーション、かける言葉を数日前から頭の中でイメージトレーニングしていました。そんな時に限って相手から声をかけられ、拍子抜けするのもつかの間、心の中ではよくぞ声をかけくれたと、最大の賛辞で相手を褒め称えていたのです。
知合いのいない進学先での生活を始めた愚息に「新しい友達はできたか?」と尋ねると、「だいぶ前にね。」と返してくる。「まだ、入学して間もないのに、“だいぶ前”はないだろう」と突っ込むと、「合格発表の日」と薄笑いを浮かべる。
話が見えず問いただすと、同日、自身のツイッターで同学科の合格者を募り、IT上で互いを紹介する等して数十人と仲良くなり、入学式では皆で申し合わせて食事をしてきたそうな。
声をかけ、また声をかけてくれた見知らぬ同級生が今となって40年来の付き合いとなっている身から「安易に手に入れたものは、簡単に壊れるものよ」と捨て台詞を放ち、噛み合わぬ会話を早々に締めくくりました。
出会い方はともあれ、この若く多感な時期、利害を超えた付き合いの中で、喜怒哀楽の時間を共有し、かけがえのない生涯の友に巡り合ってほしいものです。

■■■ 日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)の購読について ■■■

日本獣医師会では、本メールマガジンの購読希望者を募集しています。
メルマ日獣のことを知らない獣医師の方には、メルマの内容を紹介のうえ、購読いただけるよう推薦をお願いします。
獣医師以外の方も購読可能ですのでお申し込みください。

■■■ ウクライナ避難民の飼育犬に対する支援について ■■■

このたびロシアの侵攻を受けて来日した避難民の飼育犬について、動物検疫の要件である、①個体識別のためのマイクロチップの挿入、②狂犬病ワクチンの2回以上接種、③抗体価の確認という条件を満たした犬について、犬等の輸出入検疫規則第4条第5項に基づき、災害救助犬等と同様に最長180日間の犬の検疫期間は健康観察、報告等を条件に、避難先等の動物検疫所外で係留を行うことが認められる予定です。
獣医師による避難犬への支援対応については、獣医療の提供等によりウクライナ避難民の飼育動物の健康管理に寄与できること、狂犬病の侵入を懸念する一般市民の安心感の醸成に貢献できること、狂犬病予防法に基づく登録やワクチン接種等の意義・必要性をアピールする良い機会となること、本会が取り組んでいるワンヘルス活動の一環となること等から、獣医師会組織としても積極的に取り組む必要があると考えています。
このため、当該避難民の犬が飼育される予定の都道府県の地方獣医師会及び会員構成獣医師には、これらの避難犬に対する支援を行っていただき、それに要する費用については、全国の地方獣医師会及び会員構成獣医師に支援金の募集への協力依頼をこととしております。地方獣医師会並びに会員構成獣医師におかれましては、本活動に対し、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■■■ 第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会の開催について ■■■

第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会は、2022年11月11日(金)~13日(日)に福岡市のヒルトン福岡シーホークにおいて、第40回獣医学術学会年次大会と同時開催の予定です。
プログラムブックを日本獣医師会雑誌5月号に同封いたしました。また、ホームページ( https://fava2022.com/ )が開設され、参加登録、演題登録が可能となりました。

■■■ 女性獣医師応援ポータルサイト―女性獣医師の「いきいきと働く」を応援します!―の開設について ■■■

日本獣医師会では、女性獣医師の就業を支援する「女性獣医師応援ポータルサイト-女性獣医師の『いきいきと働く』を応援します!-」を開設しました。
本会ホームページのトップページにリンクのアイコンを掲載しています。
ぜひご覧ください。

■■■ 獣医学術学会年次大会の開催について ■■■

令和3年度の獣医学術学会年次大会は、令和4年1月21日(金)~2月6日(日)の間でWEB開催(オンデマンド動画配信)しました。
なお、令和2年度獣医学術学会年次大会オンラインセミナーと同様、本大会も後日再配信の予定です。
令和4年度の獣医学術学会年次大会は、令和4年11月11日(金)~13日(日)に福岡市のヒルトン福岡シーホークにおいて、第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会と同時開催の予定です。

■■■ 動物感謝デー in JAPANについて ■■■

2022動物感謝デーについては、10月1日に東京都上野恩賜公園にて動物愛護週間中央行事(屋外行事)と同時開催の予定です。

動物感謝デーのサイト:http://doubutsukansha.jp/

■■■ 日本獣医師会ホームページ更新情報 ■■■

日本獣医師会ホームページの最近の掲載情報で、特に獣医師を含め関係者の方々に読んでいただきたいものを紹介します。

◆トップページの上段に、新型コロナウイルス感染症についてのリンクを設けました。
コロナウイルス感染症関係情報を掲載しています。
◆トピックスに「マイクロチップ登録制度運用機関において管理されている登録情報の法定登録への移行について」を掲載しています。
◆トピックスに令和3年度「女性獣医師等就業支援研修」開催のお知らせを掲載しています。
◆トピックスに日本獣医学生協会(JAVS)からのお知らせを掲載しています。
◆トピックスで、令和2年度獣医学術学会年次大会オンラインセミナーについて動画を掲載しています。
◆新着情報・人材募集に、臨床獣医師、公務員等の獣医師及び大学教員等の募集を多数掲載しています。
◆学会・セミナーの開催についての広報は、新着情報の他、それぞれ、学会・セミナーに移してまとめましたのでご確認ください。

●主要会議・委員会の開催状況
このコーナーには、日本獣医師会の総会、理事会等の議事概要を掲載します。

●部会活動等
日本獣医師会では、職域別部会制の下で、委員会活動が行われそれぞれの職域における施策が検討されています。
ここでは、開催された部会委員会の会議概要を順次掲載しています。前期部会委員会の報告書も掲載いたします。
なお、特別委員会、部会委員会における検討の成果を踏まえ、関係省庁等への要請活動を含め各般の事業活動を行っています。

●地区学会・大会関連情報の広報を希望する場合は、広報を希望する内容等をPDFファイルで送付していただくか、または、リンク先を教えていただければ、掲載することが可能です。
連絡先:morio@nichiju.or.jp

◆獣医学に関する学会・セミナー・研究会等の開催を計画されている方で、開催情報の日本獣医師会会員サイトでの紹介を希望する場合は、下段の学会・セミナーのアイコンから学会セミナー情報の「掲載申込フォーム」の項目を入力し、できるだけ早めに申し込んでください。
(人材募集の掲載も同様に申し込めます。)

●【獣医師生涯研修事業に関するお知らせ】

2021年度(令和3年度)に取得したポイント(研修実績)の報告期限は令和4年7月31日(日)を予定しています。取得ポイントが10ポイントを超えている方は、期限までに忘れずに申告してください。

獣医師生涯研修事業に関するお知らせは、ホームページ左欄の「獣医師人材養成」に取りまとめました。
Eメールアドレスの登録がお済みでない方には各種連絡事項がお伝えできませんので、センターシステム(https://vcep.nichiju.or.jp/ )から早めにアドレスをご登録ください。

●【英語版サイトに関するお知らせ】
海外の方々への情報提供のために、英語版の日本獣医師会ホームページを開設しました。
トップページ右肩の”English”の表示からアクセスできます。
日本獣医師会とその活動(アジア地域臨床獣医師総合研修事業等の国際交流事業等)に関する情報が英文で掲載されています。

■■■ 日本獣医師会雑誌(日獣会誌)4月号について ■■■

★4月号は4月20日ごろ発送いたしました。主な内容は以下のとおりです。
●【日本獣医師会雑誌通巻900号発刊の記念特別企画】
論   説:-各分野で活躍する獣医師のさらなる飛躍に向けて(Ⅶ)- 獣医学生の動向と獣医公衆衛生学教育の将来の展望  丸山 総一
●解説・報告:特別委員会・職域別部会委員会活動報告(Ⅲ)(マイクロチップ普及推進検討委員会) 改正動物愛護管理法に基づく販売用犬猫へのマイクロチップ装着・登録の義務化に向けた対応と今後の課題  鳥海 弘
:-獣医療とコミュニケーション(Ⅳ)- 家畜保健衛生所の業務で必要となるコミュニケーションスキル            柴田 正志
●行政・獣医事:第73回獣医師国家試験の結果
●紹   介:WVAニュースレター 2022年2月
●獣医師生涯研修事業のページ:Q&A 小動物編
●日本獣医師会獣医学術学会誌公開論文の紹介

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住所・勤務先等に変更のある方は、
所属先の都道府県市獣医師会に必ず連絡してください。
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※日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)は、メールマガジンの購読を申し込まれた方に対する情報の提供に加え、弊会主催の各種事業等に参加・協力・指導いただいた獣医師の方を含め関係者の方々、更に、その他本会に関係する省庁・自治体・団体・企業等の方々に、日本獣医師会の活動の一端を紹介させていただくためにお送りしています。
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