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疾病情報

インフルエンザウイルス

ヒトに感染するインフルエンザウイルスにはA,BおよびC型がありますが、鳥類とヒト以外の哺乳動物には、インフルエンザA型ウイルスのみが感染するので、いわゆる動物由来感染症としては、インフルエンザA型ウイルス感染症を指します。

インフルエンザA型ウイルスはヒトを含む哺乳動物と鳥類に広く分布しA型ウイルスはウイルスの粒子の表面にあるH1からH15までの赤血球凝集素(HA)およびN1~N9までのノイラミダーゼ(NA)の組合せにより135の亜種が存在すると推定されます。

ことにカモはすべてのHA(H1~H15)とNA(N1~N9)の亜種ウイルスを保有しておりますが、カモはインフルエンザに感染しても症状を示すことなく、腸管でウイルスを増殖させるため、カモの集まる湖沼には多くのインフルエンザウイルスが糞便とともに排出され、これらの水を介して、他の水禽類および哺乳動物に伝播すると考えられます。

発生被害

わが国では1925年の発生例からH7N7のインフルエンザウイルスが分離さており、それ以降は発生がなかったが、2004年1月山口県で鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型による発生が79年ぶりに確認された。2月に大分県で愛玩鳥のチャボ、京都府の採卵養鶏場で同亜型による発生が確認された。また京都と大阪では死亡したカラスからもH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスが分離された。最近の世界での主な発生例としては、香港(1997年、H5N1)オーストラリア(1997年、H7N4)、イタリア(1997年、H5N2)、(1999年、H7N1)、オランダ(2003年H7N7)、韓国(2003年H5N1)などがありました。

2004年にH5N1亜型の感染がヴェトナム、タイ、カンボジア、中国、ラオス、インドネシアなど東アジア各国に拡大しヴェトナムとタイではヒトの感染者と死者が発生しました。さらに同年パキスタンでH7、米国でH5N2の発生も報告されました。

防除法

本病の診断は、発症または死亡鳥からのウイルス分離で行う。気管、肺、直腸スワブ等の材料を9‐11日齢の発育鶏卵の尿膜腔内に接種してウイルスを分離し、分離ウイルスの病原性をOIEの定める判定基準に従い判定し、高病原性の場合又はH5あるいはH7亜型の場合を本病とする。本病の防疫は感染家禽群の殺処分により行うこととなっております。

レプトスピラ症~三重県内における発生状況~

kansen

  • レプトスピラ症とは?
    レプトスピラというスピロヘーター科・レプトスピラ属の細菌により感染する病気です、犬、牛、馬、豚などの家畜や人も感染します。 この病気(病原体)が伝染する経路は、病気に罹った動物が排泄している尿の中に病原菌が含まれていて主に経口的に感染を起こします。
  • 症状は?
    感染した動物の排泄する尿に大量の菌があり、動物の口や皮膚の傷口から菌が侵入して、その結果腎炎、肝炎がおきます。  症状としては発熱、嘔吐、下痢、そして黄疸、脱水がおきます。 人でも同様の症状を起こし、重症の場合は死に至ります。
  • 治療は?
    特定の抗生物質を早期に使用すれば治りますが、いろんな株が複雑に関与している場合の治療は大変になります。  もっとも良い方法は、犬ではワクチンが有り、怖い2株の細菌には予防可能ですので、ワクチンの接種をお勧めいたします。

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